相続財産を引き継ぎたくない場合の相続放棄 | 相続の登記やご相談は渋谷の大塚司法書士事務所

相続財産を引き継ぎたくない場合の相続放棄

相談前状況

Ｔさんは幼い頃に両親が離婚し母に引き取られて育てられました。それ以来、父とは疎遠な関係となっており、２０年以上音信不通の状態が続いていました。

最近になり、父方の親戚から父が亡くなったことを聞き、ついては、遺産分割をするので、協議に参加してもらいたいとお願いがありました。

しかし、Ｔさんは長年父とは疎遠な状態が続いていましたので、いまさら、父方の親戚と関わりあいたくないと考えています。

解決方法

Ｔさんは、長年父と疎遠な状態にあり今更父方の親族と話し合う事を煩わしく感じていました。
また、父の財産についても相続する意思がありませんでしたので、相続放棄をすることで、父の相続人にならないことをお勧めしました。
- 解決後状況
  
  相続放棄することで、Ｔさんは父の相続人ではなくなりました。
- その結果、父の遺産分割協議に参加することなく、父方の親族と協議する煩わしさから解放されました。

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